鈍感男に告白した結果。
しばらくして、自分の家に着いた。
『ただいまー』
そう言うものの、
まだ共働きのお母さんとお父さんは帰っていない。
急いで靴を脱ぎ、
二階の自分の部屋へと行く。
すぐ近くにあるベッドに鞄を放り投げ、
そのまま自分もダイブ。
今日も一日疲れた。
ヴーヴヴ
突然、スマホにLINEが届いた。
<お前今日大丈夫?>
佐野からだった。
大丈夫なわけ、ないよ。
<大丈夫だよ>
素早く文字入力をして送信した。
するとすぐに既読がつく。
<そっか。なんかあるんだったら言えよー
絵完成したし、先生にも提出できたから部活行ってくる!>
その返事と共に、
美術室で撮った佐野、唯斗くん、舞の画像が
送られてきた。
その画像の角度的に、自撮りしたのだろう。
自撮り、下手だなぁー。
慣れてないのバレバレ。
『ばかじゃん』
あたしは思わず呟いた。
自然と笑みがこぼれてくる。
きっとあたしを元気づけるために
こんな写真を撮ったのだろう。
これだからあたし、
佐野のこと好きなんだよ。
誰にでも優しいアイツが。
<自撮り下手すぎ笑
でも、ありがと!部活がんばって~>
そしてあたしは送信ボタンを押した。
『ただいまー』
そう言うものの、
まだ共働きのお母さんとお父さんは帰っていない。
急いで靴を脱ぎ、
二階の自分の部屋へと行く。
すぐ近くにあるベッドに鞄を放り投げ、
そのまま自分もダイブ。
今日も一日疲れた。
ヴーヴヴ
突然、スマホにLINEが届いた。
<お前今日大丈夫?>
佐野からだった。
大丈夫なわけ、ないよ。
<大丈夫だよ>
素早く文字入力をして送信した。
するとすぐに既読がつく。
<そっか。なんかあるんだったら言えよー
絵完成したし、先生にも提出できたから部活行ってくる!>
その返事と共に、
美術室で撮った佐野、唯斗くん、舞の画像が
送られてきた。
その画像の角度的に、自撮りしたのだろう。
自撮り、下手だなぁー。
慣れてないのバレバレ。
『ばかじゃん』
あたしは思わず呟いた。
自然と笑みがこぼれてくる。
きっとあたしを元気づけるために
こんな写真を撮ったのだろう。
これだからあたし、
佐野のこと好きなんだよ。
誰にでも優しいアイツが。
<自撮り下手すぎ笑
でも、ありがと!部活がんばって~>
そしてあたしは送信ボタンを押した。