あの絵が完成するまでは




でもなんでだろう。




見つけた瞬間、驚いたのと同時に、




すごく遠くなってしまったことを感じたと同時に、



懐かしくなった。




ずっと憧れていたのに、




勇気が出せなくて、





たった一回しか言葉を交わせなかった、





私の、初恋の人。





「虹希先輩・・・」







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