あの絵が完成するまでは




だけど、不思議なことにそこには



虹希先輩がいた。



・・・。



・・・えっ?




なんで!?




いや、体育館に続く廊下なんだから いるのは不思議ではないんだけど




いることは、不思議ではないんだけど・・・




(あれ、完全に私の絵、見てる)




先輩は私の絵の前で立ち止まり、まじまじと見ていた。




(・・・な、なんで?)






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