涙星-Lonely Princess-
男はこう言い捨てました。
信じろってこの状況で信じるやつなんかいねぇーんだよ。
さようなら、裏切りのお姫様ーー。
そう男は言い倉庫のシャッターを閉めた。
少女はシャッターを叩いた。
『本当に何もやってないんだよ!
信じてよ……しん…じ……て……』
と、か弱い声で言い続けたがシャッターが開く事はなかった。
ーーーー次の日からは地獄だった。
昨日の事が知れ渡り、裏切り者の姫とレッテルをはられ少女は居場所をなくした。
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