夏彩憂歌
世界は広いんだよ、なんて言われたって僕は信じない。

だって、君に逢えた。

世界が広かったら、逢えなかったかもよ?

運命だよ、と君は笑ったけれど、そんな言葉大嫌いだ。

僕と君が出逢えたことを、運命なんて言葉で片付けたくない。

運命なんて、君の為なら変えてやる。






そんな風に思ってた。

その結果が、これだ。
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