夏彩憂歌
君を苦しめて、泣かせて、本当はただ、純粋に、君の笑顔が見たかっただけなのに。

本当に、君のことが好きだっただけなのに。

どれだけごめんね、を言えば足りるんだろう。

どれだけ言っても足りないかもな。

だからこれでいい。

君を苦しめるだけの僕なら、消えちまった方がましだ。ずっとずっと、ましだ。

悲しませすぎたんだ。

ごめん。
< 60 / 79 >

この作品をシェア

pagetop