星 と 君 と 歌 と
『こんな星の夜は


すべてを投げ出したって


どうしても君に会いたいと思った


こんな星の夜は


君が居てくれたなら


何を話そうとか』





あの時の夢の様に


彼は、綺麗な声で


歌を歌っていた。




「それ知ってる!


…確か、スターフィッシュだっけ?」


「そうそう。


良くわかったなー。


今度ライブで弾くんだよね。


良かったらおいで?」




そして、彼はポケットから



チケットと



ミルクティーを取り出した。
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