星 と 君 と 歌 と
「えっ?これ…」




あたしは、ゆっくり受け取った。



ライブのチケットと



いつも飲んでる、ミルクティーを。




「ん?昨日飲んでなかったっけ?


実はね、また今日も

もしかしたら、来るんじゃないかなーって

思って、持ってたんだよね。」




と、照れた様に彼は言った。




「ありがとう」



「どういたしましてー。

ライブの場所は、この近くだから。


もし日にち空いてたら、良かったら来てな?」




この時思った。



あたし、やっぱり



彼に恋してる。会ったばっかりだけど。
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