星 と 君 と 歌 と
駅に着くと、彼の姿を見つけた。




「待たせてごめんねーっ」




彼もあたしに気付き

笑顔で振り向いた。




「全然待ってないよー?


来てくれて、ありがと。」




お洒落な格好に

ワックスでセットされた
綺麗な髪。



あたしは、見とれそうになりつつ


一瞬目を反らし、話し始めた。
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