星 と 君 と 歌 と
「あ、俺食器洗うから、部屋居て?」




食器を置くと、彼は振り向いて言った。




「え?でも…」



「いやいや。俺作ってもらったじゃん。


これくらいするよ。


あ、左の部屋が俺の部屋ね。」




そう言うと、食器を洗い始めた。



あたしは、言われるままに


部屋に居る事にした。
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