星 と 君 と 歌 と
「さっき鼻歌だったじゃん?

あれ、今度ライブでやる曲なんだけど

すげーいい曲なんだよね。



まだ練習してあんま経ってないから

自分のパート覚えるだけで

いっぱいいっぱいで

メロディーだけだけど…。


椿、気にいると思うよー。


多分ね?」




そう口にすると


ゆっくり、あたしの膝に頭を乗せて


目を閉じた。
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