星 と 君 と 歌 と
あたしが星を眺めていると

彼は、ゆっくり夜空を見ながら

歩きだした。




「HOLY NIGHT


儚い夜に輝きだす


星たちと銀世界



君が居てくれれば


それだけでいい



君が僕の幸せだよ」




突然、彼が歌いだした。




「え…?」



「これ、知ってる?


HOLY NIGHT。俺のすげー好きな歌」




知ってるよ、あたしも

大好きな、歌だったから…。



今この場所でその曲を聴くと

まるで、あたしとあなたみたいだね。
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