星 と 君 と 歌 と
それは、口に出さずに


名前呼ばれて、嬉しかったけど


平然な顔をしてまた話し出した。




「そっかそっか。

俺の好きな人は…」






目の前に居る、あなたです。






「ねー、だれだれー?」




俺が、いくら話を逸らしても


ひたすら聞き続ける彼女。




ね、どうして


こんなに近くに居るのに


気持ちは伝えられないんだろな。
< 88 / 95 >

この作品をシェア

pagetop