淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~
「…おーい澪ちゃん聞こえてるー?
心配しなくても僕達知ってるよー?」
………あれ?
「……みっちゃんさ
面通しの日にプロポーズされたって俺らが思ってるとでも思った?」
「……普通そう思うでしょう?」
「あっはははは!
そっれはないよぉぉ!」
………ん?
「悠雅はそこらへん強引にいけない人
ですからねぇ…」
……んん?
「……どういうこと?」
悠雅が強引にいけないぃ?
「本当に愛してる人にはそんな簡単にプロポーズなんて出来ないよぉ!
それに、悠雅の無口で鈍い性格がプラスされちゃあ
そりゃあ…無理でしょ」
………悠雅がシャイって言いたいの?
それはないでしょ
むしろ真逆でしょ
「…まぁ、みっちゃん
惚れた弱みってやつだ!ハハハハハハッ」
……うん、相楽
使い方違う
「…僕達は分かっていたと言うことですよ。
悠雅が、そんな大事な話はまた別の機会にすると」
「……へ…へぇ…そう」
……おそるべし団結力というか信頼性というか