淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~
「うっ…」
相手の拳が鳩尾に入り、一瞬意識が飛びそうになる
「……クッソ
やってくれたな」
…だがこんなところでヘタばってる暇はない
体制を立て直し…
バコォォォ
相手の腹を蹴り上げた
ザザザァァァ
相手の身体は吹っ飛び、部屋の隅まで飛んで行った後は動かなくなった
「ナイス!相楽」
「順調ですね」
「……」
隣を見ると、悠雅は勿論、海も蒼も相手を倒していて
「……行くぞ」
悠雅の声で奥に進もうとした時…
「ちょっと待ってよ
俺もまだ残ってんだぞ?」
1人の男の声が響いた