淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~







私の頭を優しく抱きしめながら発した悠雅の言葉で










長い戦いは幕を閉じた














ぼやけていく視界










「おい!!みっちゃん大丈夫かっ!?」

「澪ちゃんっ!!」

「澪さん!!しっかりしてください!!」










「澪っ!!」









皆の声と愛しい人の声



そして




ピーポーピーポーピーポー…



到着した救急車のサイレンの音を聞きながら



私はゆっくりと意識を手放した






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