bitter and sweet－主任と主任とそれから、私－

その唇は、瞬時に私の舌をからめる。

「んんっっ。」

漏れる吐息さえも惜しむかのように、唯野主任の唇は私を離してくれない。



そのうち、冷たくて大きな唯野主任の手が私の胸を探り当てる。

胸から腰、そして太股と徐々に唯野主任の手は熱を帯びながら私の身体をまさぐった。


私が立っていられないほどの状態になった時、私は唯野主任にリビングのソファーまで運ばれる。


ソファーで唯野主任は私を組み敷いて、見つめてきた。



その瞳は野獣そのもので、私は動けないでいた。



唯野主任に激しく揺さぶられながら、私は何度も意識を手放した。