先輩と恋のジレンマ
カフェに入るなり、コーヒのいい匂いが鼻に入り込んだ。
それと同時にお腹がぐぅっと鳴った。
隣にいる藍ちゃんが私のお腹の音を聞いて、にやりと不敵に笑った。
きっと心の中で笑ってる。
「お腹がすいてるの!」
少し怒った顔をして、藍ちゃんに訴える。
藍ちゃんは「はいはい。」と言いながら、軽くあしらう。
「もうっ。」
二人で席に着いて早速メニュー表に目を通す。
どれも美味しそうで迷ってしまう。
すると、写真に写っているパフェに目が向かった。