とっても甘いチョコレート王子


すると、
席替えしたばかりの
席の椅子に座っていると、

頭上に声が聞こえた。


「フフっ

 なにが、

 『だれの隣でもいいだろう?』

 だよ。

 加藤さんの隣で嬉しいくせに~」



「優樹っ!?」


永沢優樹。
入学式で意気投合したチャラい系男子。



いつも俺の痛いとこついてくるんだよなー



いつのまにいたんだよ。
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