冷酷バカをやっつけろ
「あのぉ、
盛り上がってる中すいません。
この店の店長ですぅ…」
「あぁ、貴方が。」
「売りますよ。
ただ、頼みごとが一つ。
どうか、良いように使って下さいな。
もう、潮時かと思ってましてねえ。
こんなボロい店ですが、
わしにとっちゃあ息子と同然でねえ…」
「店長!!待ってください!」
突然なんか爽やかなお兄さんが現れた
「恭次郎…
悪いな。今日で最後じゃ。」
「俺は、俺はあんたの息子だ!!」
「何を言っとる…
わしは若い時に嫁さん亡くして
息子なんぞ作った覚えはない。」
「本当の息子じゃなくても!
店長は家で暴力にあってた俺を
助けてくれたじゃないか…
あの時から俺の親父は…あんただけだ。」