冷酷バカをやっつけろ



「ふ…松枝はね、私の一個下なんだけど

もう腕前がすごいのなんのって。

あの若さで…今は27らしいけど

すぐに課長にスピード昇格。」


「へぇ…」


そんなにすごいのか奴は


「おまけに顔もいいしモテモテよ。

だけどとてつもなく冷たかった。

誰に対しても、そっけなくて

仕事にしか目がないって感じでね。」


「なんか腹立ちますねソイツ」


「でも、ああなったのも

仕方ないのかもしれないわ。

私と松枝は高校の時に知り合ったの。」


「え?」







イカヤキ先輩かわいそー…



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