新社会人の私と不機嫌な若頭
新婚生活
『涼介さん、朝ですよ』
「…………」
『起きてください、遅刻しますよ』
「……ん。」
『朝ごはん、冷めちゃいますよ』
「……ん……、杏奈……」
やれやれ。
やっと起きてくれるのかな
ベットから出てこない涼介さん
私はベットへ潜り込み
涼介さんの胸へと収まる
「ん……おはよ」
『おはようございます』
早くベットから出たい
服がシワになる……
けど……それは言えないの。
「杏奈……」
そう言って私の首にキスをしてくる
『り、涼介さんっ、ダメですっ』
涼介さんは私のブラウスのボタンを
手早く、簡単に外してしまう……
そして、涼介さんが満足するまで
涼介さんに遊ばれる。
それが毎日の日課。
そうしないと、涼介さんの機嫌は
1日最悪なことになる。
< 1 / 149 >