新社会人の私と不機嫌な若頭


これって……
まさか一緒に入るとか?
いやいや、それはないでしょ


けど涼介さんは私を降ろしてくれなさそう


『涼介さん、まさかと思うんですが…』


そう言うと涼介さんの口元がニヤリと…
あー……やっぱり。
逃げられない……よね?
断れる?いや、言っても無理だろう
楽しそうな涼介さん
こうなれば、何を言っても逆効果


はぁ……
昨日の今日でまだまだ慣れないのに。
どうして涼介さんはこうなんだろう


「ふっ……やっぱり綺麗だな」


そんな声が聞こえた時には遅かった
え?っ……は、裸っ!

いつの間にか、服を脱がされていたのも
全く気がつかない私も私だ


『わっ…無理無理』


そう言っても、涼介さんは関係ない
私を抱きかかえて、そのままバスタブへ。
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