風に運ばれて~マシュの想い出~[短編]
苦しみの日々
ところが梅雨が明けて、夏風が吹き始めるという時に、あなたは心臓が原因の重病を患い、発病してしまいました。
突然の発病に私は慌てふためきました。
最初に動物病院の先生に言われた言葉は
「今日か明日の命、もっても一週間の可能性が高く、この病気は非常な痛みを伴うので、安楽死を選択したほうが、よいかも知れません」
私は目の前が、真っ暗になり、立っていられないほど気落ちしました。
まだ一歳が過ぎたばかりだというのに・・・
ところが、それからのあなたは飲まず食わずで、治療に耐え続けてくれました。
私は毎朝、涙を拭きながら車を運転して、あなたの様子を病院まで見に行きました。
突然の発病に私は慌てふためきました。
最初に動物病院の先生に言われた言葉は
「今日か明日の命、もっても一週間の可能性が高く、この病気は非常な痛みを伴うので、安楽死を選択したほうが、よいかも知れません」
私は目の前が、真っ暗になり、立っていられないほど気落ちしました。
まだ一歳が過ぎたばかりだというのに・・・
ところが、それからのあなたは飲まず食わずで、治療に耐え続けてくれました。
私は毎朝、涙を拭きながら車を運転して、あなたの様子を病院まで見に行きました。