僕が歌えば、君が来る。
「ごちそうさまでした。」
「うまかったか?」
「はい。あ、お金……。」
「いいよ、俺のおごり。」
「え、でも……」
「いいから。 」
「……ありがとうございます。」

先輩になんで奢ってくれたのか聞こうと思ったら先輩は既に帰る準備をしていた。
まるで、聞くなよって言われているような気がした。
先輩にならって私も片付ける準備をする。

「よし、帰るぞ。」

すっかりあたりは真っ暗になっていた。
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