甘々王子にユウワクされて。
* 。☆ . * . : . + * : ゜+ 。
それからすぐ、楓さんやゆうひさんのご両親が来たこともあり、わたしは外で待たせてもらうことにした。
「あれ、そうだよね、あたし君のこと知らないよね。驚いたー、あたし誰か忘れちゃってたかと思った!」
なんて言ってゆうひさんに笑われてしまう。
「すみません、勝手にお邪魔して……」
「あっ!! なんか違和感あると思ったら、君あたしに似てない!?」
人の話をよく聞かないあたり、侑心くんたち3人に面白いほど似ている。
「えーねぇ友達になってよ! あたし神原ゆうひ!」
「あ……ありがとうございます! えっと、佐久間結羽です」
「結羽ちゃんか! 名前まで似てるっ」
楽しそうにかわいく笑うゆうひさん。
一瞬で好きになった。