how to love
3人でエレベーターに乗り同じ階で降りた。
「じゃあまた明日」
唯翔くんはそういい自分の部屋に入っていった。
「おじゃまします」
私の後に続いて楓が入ってくる。
「おかえり」
「お久しぶりです、おばさん」
「楓?!」
「はい」
「ほら、早く上がって」
リビングにあがるとお母さんが飲み物を出してくれた。
「どこのイケメンかと思ったら楓だなんて」
「おばさんも変わらずですね」
楓はよいしょが上手い。
「あらやだ」
そしてそれにすぐ乗せられるお母さん。
トゥルルルル…
電話が鳴る。
「あ、出なきゃ。ゆっくりしていってね」
「ありがとうございます」
お母さんが電話の方へ行った。
『部屋行こう』
『だな』
話しているお母さんをよそに私の部屋に向かった。
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