how to love
体育の時間―
今日はバスケをやる日らしく、私は運動神経の良さそうなグループに入れられた。
ゲームが始まり、私にボールが渡った。
そのまま走り、シュートを決めた。
「え、流莉亜ちゃん、うまくない?」
「バスケ部だったのかな?」
4点目を決めたところでゲームが終わった。
「流莉亜ちゃんってバスケ部だったの?」
私は首を振った。
「え、うまいね!」
実は運動得意だったりする。
「流莉亜ちゃん、可愛くて頭良くて運動できるとか最高じゃん!な、唯翔」
「なんで俺にいうんだよ」
そんな会話私には聞こえてないけど。
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