【続】Am I What Colors?ー現姫の戦いー
「……今は少し離れるのも、ありなんじゃねぇの。でも、このままだと京也にとられるぞ」
圭太の言葉に、微かに頷く。
「咲誇はお前だけのものじゃない。俺らの仲間でもあるんだ。絶対に離すな」
「分かってる……。さんきゅ、圭太」
「礼ならいいから、早いとこ咲誇と仲直りしろよ」
「おぅ」
圭太のおかげで、少しだけ元気が出た木がする。
咲誇が俺を許してくれるかどうかは分からない。
だけど、咲誇・・・
俺はお前に会いたい…………