【続】Am I What Colors?ー現姫の戦いー
「ねぇ圭太」
「ん?」
「圭太のお父さんって、政治家なんだよね?」
「そうだけど?」
「圭太は、政治家になったりするとか……」
「はぁ?俺が!?」
圭太は目を丸くして私を見て、笑い出した。
「ははっ、ありえねぇだろ!族上がりの俺が政治家って!!似合わねー!!
親は俺にどうこう言わねぇから、テキトーに生きてくよ」
「そうなんだ……」
圭太なら、政治家も向いてると思うんだけどな…
理解のある家庭って羨ましい。