【続】Am I What Colors?ー現姫の戦いー
「圭太、降りていいか!?降りていいか!?」
「はいはい、どーぞ」
「っしゃあ!!」
バンッと車のドアを開け、諒真さんが飛び出して行く。
「先輩待ちやがれっ!!」
「僕も行くー!!」
いつのまに起きたのか、歩と真浩も続いて飛び出していった。
「あいつらは、いつまでもガキだな…」
苦笑しながらドアを開け、圭太も外に出た。
「お前たちも行くぞ」
「うん!」
圭太と零羅さん、蓮央、そして私の4人は、3人のあとを追う。