【続】Am I What Colors?ー現姫の戦いー
「蓮央、圭太…諦めないでよ……。私も戦うから」
「……諦めてなんかねぇよ、咲誇。来たら返り討ちにしてやる」
力強くそう言った蓮央に、私も圭太も頷いた。
「俺もやるー!!」
諒真さんも目を輝かせて飛び込んでくる。
「久々に暴れてやる♪」
ボキボキと指を鳴らして楽しげに言う諒真さん。
こ、怖い。
「そうだな、諒真。お前は何か料理作ってやれ。即死するやつな」
「何だとぉっ!?俺のスペシャルな料理を毒物みたいに言うなよ圭太っ!!」
「どう考えても毒物だろ」
「歩!?ひでぇぞ!!」
いつもの掛け合いが始まる。
何だか安心して、クスリと笑ってしまう。