SMILE AGEIN −先生と貴方の笑顔−
私は食い入るように
先生をみた。
そして先生も私に気付いたみたいで、
いつもの先生の笑顔を
見せてくれた。
「ほら あなたにとって 大事な人ほど すぐそばにいるの
ただ あなたにだけ届いて欲しい 響け恋の歌」
私にとっては、これは
大切な特別な歌だった。
大好きな歌であり、
1番最初に買ったCDだった。
涙が溢れそうなのをこらえて
最後まで聞いた。
そして会場からは、
「アンコール!アンコール!‥‥」
と聞こえてきた。
すると先生がでてきて、
「アンコールありがとう!だけど先生も忙しいんで、また!!クレープ屋さんにもきてねー。」
と言い笑って去った。
「かっこよかったね。先生‥‥」
「うん!!」
あたし、誕生日なのに幸せすぎだ‥‥