SMILE AGEIN −先生と貴方の笑顔−
「先生へ、眞実の誕生日が文化祭なんだ。よかったら参考にして!!眞実絶対喜ぶから‥好きな歌は‥‥‥‥‥‥」
字を見ただけでわかった。
陽菜の字だった。
「川本がお前のことかいた手紙くれたからさ。喜ばそうって思って‥‥‥‥ダメだったか??」
私は思わず、
「幸せすぎてもう怖いよ‥先生ありがとう。陽菜も馬鹿みたい‥‥‥もう。」
私は友達の温かさに
改めて気付かされた。
「誕生日おめでとう!!山村。大切に使えよ!シャーペン。」
「わかってます!ありがとう先生!!」
照れ臭そうに笑う先生。
本当に先生大好きだよ。
「じゃあな山村!また!」
そう言うと走って部室を出ていった。
「眞実!!びっくりした??私のサプライズ!」
陽菜が後ろから抱き着いてきた。