SMILE AGEIN −先生と貴方の笑顔−
そして兄ちゃんに
学校まで送ってもらった。
「お前くまできてるぞ!だせーな。」
「わかってるけど隠せなかったの!!!!早く荷物もってきてよ!!!」
「えっ??そこまで俺が?」
「当たり前じゃん!兄としての義務ですー!!あっ、陽菜〜」
私は陽菜に飛び付いた。
「朝から元気だね。おはよう!荷物は??忘れたとか!!」
「馬鹿じゃないから、忘れてません〜兄ちゃんが持ってきてる!ほら。」
「人使い粗い妹をもって大変だね〜〜」
兄ちゃんは嫌そうな顔をして
ガラガラスーツケースを
引きずっていた。
「お前足早すぎ!ほら、陽菜ちゃんだって一人で持ってんじゃん。お前だけだよ。」
「はぁ〜?聞こえない。」
私は陽菜の手をひいて
校門へ行った。
すると先生が立っていた。