SMILE AGEIN −先生と貴方の笑顔−


「おい!!こっちだ!」

ジャージ姿の先生が
立っていた。


「いきなりごめんな。」


「いや。べつに‥‥どうしたんですか???」


と言うと先生は
私に抱き着いた。


「散々迷惑かけて、遠回りしてきた。だけどお前と一緒にいて感じた。お前が大切だって‥‥それが言いたかった。」


と言い私の目を見た。



「今は先生と生徒だから、言えない。だけどお前は待てるよな??」


と言い私は頷いた。



「待てる。」


そうあたしが言うと先生は、
私にプレゼントを渡してくれた。


「今日散々悩んで買ったんだけど‥‥」

と言いあたしにくれたのは
ネックレスだった。

先生は、
あたしの首につけてくれた。


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