SMILE AGEIN −先生と貴方の笑顔−


少しの沈黙の後、


梓季が


「いるよー!!付き合って長いみたいだし。ねー麻友美。」

「そうそう!!なんかね、‥‥‥‥‥」

あたしは、梓季の言葉が

胸に響いた‥‥

その後麻友美が言った言葉なんか、

聞こえるはずがなかった。


いるんだ‥

あたし期待してたや、

先生彼女いるのくらい

わかったはずなのに‥


あたしは、涙をこらえて

「やっぱり!!ありがとう。麻友美と梓季★」


あたしはそう言うと

陽菜を引っ張って屋上に

いっていた。


悔しい?辛い??


いや‥‥‥自分が馬鹿みたいで

みじめで‥‥


泣けてきたんだ。


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