SMILE AGEIN −先生と貴方の笑顔−


「そうだなあー懐かしい。眞実この公園で、危ない事したの覚えてるか??」

「えっ??あたし、そんな事した?全然覚えてない(笑)」




「お前がまだ、3歳だったかな??俺と早紀が少し目離したすきに、お前ジャングルジム登って‥頭から落ちて‥‥まだ高く登ってなかったからよかったケド‥あの時は母さんたちに怒られたなあ‥‥‥‥。」



あっ!!そんな事あった。


あたしがまだ3つだった時だったんだあ‥‥。


兄ちゃんは10歳姉ちゃんは6歳だった時。

兄ちゃんと姉ちゃんは

鉄棒もブランコも
乗れたりするのに、

あたしは砂場あそびばっかり。

危ないからしたらダメ!!

そう1番言われてたのが
ジャングルジム。


ダメと言われたらやりたくなる!それが子供(笑)

だから、あたしはやったんだなあ‥‥‥‥


だけど小さい頃でも覚えてた。

あの時落ちた後、父さんに
公園に連れて来てもらって、

あのジャングルジムに一緒に
登った事。


景色が綺麗で、空があんな
近くに感じた事。



「そういえばあったね‥‥‥ケド、やっぱり姉ちゃんと来たいなあまた‥」


思わず出た一言。



あたしは大好きなんだ‥

家族みんなが‥

笑った顔がみたい‥‥‥

皆が笑った顔が‥


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