SMILE AGEIN −先生と貴方の笑顔−
あたしと陽菜は夜遅くまで
学校で勉強した。
分からないところは
教えあい、
先生に聞きに行ったりしていた。
担任は国語と英語の
免許を持っている。
たわいのない話をしながら
勉強を教えてもらった。
「川本、山村!先生日直だから先生少し学校まわってくる!少ししたら、部活の先生たちも帰ってくるだろうから、待ってなさい。」
「はあーい!」
少しすると、陽菜とあたしは
眠くなって寝ていた。
コツコツと足音が聞こえた。
先生帰ってきたかなあ?
目を開けると
うん????
櫻井先生???!!!!
少し疲れた顔で
帰ってきた先生。
うがいをして顔を洗っていた。
多分部活帰りかな?
ラグビー部の顧問だったけ!?
話しかけるには‥
今しかない!!!!
そう思ってあたしは、
「櫻井先生!!部活ですか??」
勇気を出して言った言葉だった。
「そうだよ。ラグビー部でね(^-^)暑くて死にそうだよ!君は??勉強?」
そう言うと先生は歩みより
サッと参考書を掴み
「不定詞と関係代名詞は難しいよね。僕も苦手だったよ。どこがわからないの??」
「エーッ?全部かな(笑)」
「全部??じゃあここから♪◯◯は‥‥だから‥‥‥‥‥」
突然先生は英語を教えて
くれた。
勝手にあたしの辞書を
使ったりして、先生は
一生懸命に英語を
教えてくれた。