SMILE AGEIN −先生と貴方の笑顔−
ある日の出来事だった。
「眞実〜〜〜なんかこれ。康介から渡されたから。手紙かな??」
と、梓季から渡された一つの紙。
紙には
《放課後、運動場の倉庫前で待ってる。康介》
と書かれていた。
康介????
あっ!!!!笹川君だあ。
すると、後ろから
「へえー眞実が呼び出しの手紙!!!」
と、陽菜と麻友美。
「これは完全に康介から告られるよ。私と梓季って康介と同じ中学だったケド、まあまあモテててたのに彼女いなかったし。」
「そうそう!!告られても、全部断ってたみたい。」
と二人は言った。
確かに笹川君は
スポーツ万能でサッカーも上手く、
インターハイに出ていた。
成績も優秀で憧れだった。
ケド、もし告白ならなんであたしを???
すごく疑問だった。
「まあまあ!!とりあえず、行ってくるわ。3人とも待っててよー」
と言い、あたしは倉庫へ行った。