SMILE AGEIN −先生と貴方の笑顔−
「美樹。お前とはもう別れたろ!!未練も残ってない。
俺には守らなきゃいけない
やつができたんだ。わかってくれないなら
また会って話そう‥今学校なんだ。切るぞ。」
と、先生は話していた。
おそらく相手は彼女だろう。
私はびっくりした。
彼女と別れた‥?
守らなきゃいけないやつ‥??
不安と疑問がよぎった。
「山村??どうした?洗濯終わったか?」
私は涙を流していた。
「先生??守らなきゃいけないやつって誰?」
あたしは率直にきいた。
先生はとまどう顔をして
あたしに、
「それは秘密!お前さっきの、電話始めからきいてたのか?」
あたしは初めて先生に
嘘をついてしまった。
「ううん。守らなきゃいけないやつがいる。しか聞けなかった。盗み聞き得意なのに★」
とごまかした。
先生は安心した顔をして、
あたしの頭をポンと叩き
「山村今日は帰れ!後は川本とするから!顔色わるいぞ。」
と言われた。
陽菜は、足速にあたしのとこにきて
「眞実大丈夫??顔色すごい悪い。あとはあたしがしとくから!」
と陽菜に言われるがまま
あたしは家に帰った。