SMILE AGEIN −先生と貴方の笑顔−


ある日。

先生も体調がよくなり
もうすぐ退院できそうだった。


陽菜は部活に先に行き
あたしはお見舞いをしに
先生のとこに行った。



先生の大好きな
むしぱんを持っていった。

以前あたしが先生に
作った時においしくて
大好きだ。
って言ってくれたから。

喜んでくれるかな??
とか思ってドアを開けた。


「せんせー。むしぱん作ってき‥たよ」


えっ?

あたしの目の前には
先生ではなく
髪の長い女の人が立っていた。


< 87 / 181 >

この作品をシェア

pagetop