青空に、思いを
「本当、どうするの?今から行ったら絶対・・・」



 あゆみは少しうつむいてボソッと言った。



 ホントは嫌だけどこうするしかないかも。




「サボっちゃう?それで2人で怒られよ!2人なら怖くないっしょ!」




「えぇ!?」




 私が提案した答えにあゆみは驚いていた。



 だよね。本当は私もサボりたくないけど。



 それに、ずっとトイレの入り口で話すのもあれだし・・・。




「じゃあ屋上行こう。今日いい天気だし、制服も乾くかも。それと、私、あゆみと話したい」




 あゆみは少し嬉しそうな顔をしていた。
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