青空に、思いを
「そういえば、あゆみって授業中に漫画を描いていたから遥に目を付けられたんだよね」
私は、さっき授業中にあったことを話していた。
「うん、そうだよ。でもね、あれ、漫画じゃないんだ」
え、うそ?先生は漫画といっていたはず。
「あれは、小説の絵をかいていたんだよ。ファンタジー小説なんだけどね。友達が小説を書いて、私が絵を描く。それでね、友達が小説の締め切りが近づいてきてるから急いでって。だから私、つい授業中に描いちゃって・・・」
「だからかぁ~。あゆみは絵を描くのが好きなんだね」
そう言うと、あゆみは「将来の夢はイラストレーターなんだ」と答えてくれた。
「ねぇ、私、佐藤さんに訊きたいことがあるんだよね。佐藤さんはいつも小説を読んでるけど、将来の夢は小説家なのかなって」
将来の夢、か。
あんまり考えたことないなぁ。
でも、私は小学校の卒業文集でなんとなく、小説家になりたいと書いたことがあった。
国語は結構得意な方だったし、文章を書くのが好きだった。
「うん、小学校の時に小説家になりたいって卒業文集に書いた記憶があるかな。また、書いてみようかな・・・」
私は、さっき授業中にあったことを話していた。
「うん、そうだよ。でもね、あれ、漫画じゃないんだ」
え、うそ?先生は漫画といっていたはず。
「あれは、小説の絵をかいていたんだよ。ファンタジー小説なんだけどね。友達が小説を書いて、私が絵を描く。それでね、友達が小説の締め切りが近づいてきてるから急いでって。だから私、つい授業中に描いちゃって・・・」
「だからかぁ~。あゆみは絵を描くのが好きなんだね」
そう言うと、あゆみは「将来の夢はイラストレーターなんだ」と答えてくれた。
「ねぇ、私、佐藤さんに訊きたいことがあるんだよね。佐藤さんはいつも小説を読んでるけど、将来の夢は小説家なのかなって」
将来の夢、か。
あんまり考えたことないなぁ。
でも、私は小学校の卒業文集でなんとなく、小説家になりたいと書いたことがあった。
国語は結構得意な方だったし、文章を書くのが好きだった。
「うん、小学校の時に小説家になりたいって卒業文集に書いた記憶があるかな。また、書いてみようかな・・・」