青空に、思いを
お母さんは私に近づいて、そっと私を抱きしめた。
「ごめんね、あみ。喧嘩ばっかりして・・・。あみの言うとおりね。こんなの間違ってるよね・・・」
お母さんは泣いているようだった。
お母さんの涙が私の肩に落ちた。
「ごめんね」とお母さんは繰り返す。
「もういいよ、お母さん。悪いのはみんなだよ。私も、お母さんもお父さんも・・・。ねぇ、私たち、変わろう?」
「あみは強くなったね。・・・学校で何かあった?」
「うん、いろいろとね。友達も増えてきたし、学校が楽しくなってきた」
あの学校での出来事で、私は変われたんだと思う。
いじめなんてくだらない、としか思ってなくて見て見ぬ振りをしていた私。
いじめられているあゆみを見た葵が、彼女を助けたこと。
・・・あのとき、葵に言われた言葉。
『僕は強くなった佐藤さんを見てみたい』
その言葉で、私は強くなれた。
その1つ1つが重なっているから、今の自分がいるんだ・・・。
「ごめんね、あみ。喧嘩ばっかりして・・・。あみの言うとおりね。こんなの間違ってるよね・・・」
お母さんは泣いているようだった。
お母さんの涙が私の肩に落ちた。
「ごめんね」とお母さんは繰り返す。
「もういいよ、お母さん。悪いのはみんなだよ。私も、お母さんもお父さんも・・・。ねぇ、私たち、変わろう?」
「あみは強くなったね。・・・学校で何かあった?」
「うん、いろいろとね。友達も増えてきたし、学校が楽しくなってきた」
あの学校での出来事で、私は変われたんだと思う。
いじめなんてくだらない、としか思ってなくて見て見ぬ振りをしていた私。
いじめられているあゆみを見た葵が、彼女を助けたこと。
・・・あのとき、葵に言われた言葉。
『僕は強くなった佐藤さんを見てみたい』
その言葉で、私は強くなれた。
その1つ1つが重なっているから、今の自分がいるんだ・・・。