青空に、思いを
 いろいろ考えていると、リビングの方からお母さんの声が。





「あみー、今から昼ごはんを買いに出かけるんだけど、なんか欲しいものあるー?」





 欲しいものといわれても・・・何も思い浮かばない。




「何もないよー。いってら・・・あ」





 いいこと思いついた。




 買い物に行くってことは、近くのイオンに行くはず。






 もしかしたら、葵に会うかもしれない。





 そう思うとわくわくしてきた。






「あみー?どうするのー?」





「待って!私も行く!」





 まだ葵に返事が返せなくてもいい。





 葵の連絡先や家を教えてもらって・・・それからだ。





 私は出かける準備をして、家を出た。





 





 





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