映画
ちょっと変態みたいなんですけれど…
もう、悠里くんに包まれていて、幸せで……
おそるおそる悠里くんの背中に腕を回しました。
すると、それに気がついたのか悠里くんが腕の力をどんどん強くするんです。
嬉しくて、私ももっと腕の力を強める。
また、悠里くんも強くしてくれる。
何回か繰り返しました。
でも、流石にちょっと苦しくて…
うぅ…悠里くん……?
ちょっと…くるし…い…
苦しいと訴えました。
え!
ごめん、苦しかったね…
でも、本当、俺の、か、彼女になってくれて…
ありがとう…
照れながら私に笑いかけてくれて、ドキドキ心臓がうるさかったです。
あの…私、も…
私の、か、か、彼氏……に、なってくれて、ありがとう、ございます…
彼氏って言うのは恥ずかしかったんですけど……
そしてまた、2人して笑って抱き締めあいました。