映画
もちろん、悠里くんもいます。
私の心の中ではもうお祭り状態です。
あまりに彼の私服が格好よすぎて。
なんやかんやあって、映画館に到着です。
そこで、恐ろしい事実が発覚しました。
見る映画の内容が、ホラー系だったのです。
こ、これは…ちょっと無理かなぁ……?
そう、さりげなく皆に伝えてみます。
その映画は最近話題だったのです。
恐ろしいほど怖い、と。
いやいやいやいや絶対無理ですごめんなさい。
必死の訴えも聞かれないまま、気づけば席のもとへ。
そこで、秋くんが男女となりで座らねぇ?と、皆に言います。
その他の皆もそれいいね!と、同意。
男子側は、秋くんの気持ちを知っていて、さりげなく麗佳ちゃんの隣にさせます。
友達も、私の気持ちを知っていてさりげなく悠里くんの隣にしてくれました。