愛しの彼女…愛しの彼…


3階に登りついて、部屋を探す。


ワンフロアに5部屋か。



ここだ・・・



インターホンを鳴らす。



しばらくして、”はい”と返事があった。



 「オレです。

渡辺です。」



 「はい・・」



ガチャと、鍵が開く音がした。



 「先輩、大丈夫ですか?」



 「きゃっ・・」



まず玄関先でオレのしたことは、おでこに手を当てること。


少し熱いな。



 「ちょっ・・

渡辺くん・・・」



 「熱をみただけですよ。

ベッドに行きましょう。」



 「え!?」

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