守られるのは卒業よ!
マリカはプッと吹きだしながらも、手をたたいて祝福した。
「なんか信じられないけど、わかるような気がする。
マリーナさんってアリシュレア様といるときってドレスこそ着ていないけど、とても女性らしいってきいたことがあるわ。
料理もうまいし、子どもに優しいって。」
「そう、そこが気に入ったみたいだな。
で、ハリイなんだけどな。あいつは、あいつは・・・見た目が変わった。」
「見た目?どうなったの?」
「たぶん、今、シラト医師に仕上げてもらってるんだろうけど、見た目が若き日のオーレアになってるはずだ。」
「ど、どういうこと?」
「つまり・・・はぁ、もう何が何やらなんだけどな・・・オーレアはハリィを後継ぎにしたんだ。
その条件として見かけをオーレアとして残すことだな。
それでシラト医師を・・・自分とハリィのためにねぇ。」
「それはちょっと違う。オーレアは自分のためだ。
ハリィはいつもの好奇心が80%、どきどきが20%くらいだったと思う。」
「まぁ・・・でも承諾したんでしょ。」
「ああ、それはな。で・・・俺も・・・。」
「うそぉ!スウェルも何か変わったの?」
「俺は・・・これから君と魔物たちの権利を勝ち取ってやらねばならないし、まだ悪いやつらも残っているのでな・・・ちょっと強化したというか。」
スウェルは左手の中指と親指をこすってパチンと言わせた。
「なんか信じられないけど、わかるような気がする。
マリーナさんってアリシュレア様といるときってドレスこそ着ていないけど、とても女性らしいってきいたことがあるわ。
料理もうまいし、子どもに優しいって。」
「そう、そこが気に入ったみたいだな。
で、ハリイなんだけどな。あいつは、あいつは・・・見た目が変わった。」
「見た目?どうなったの?」
「たぶん、今、シラト医師に仕上げてもらってるんだろうけど、見た目が若き日のオーレアになってるはずだ。」
「ど、どういうこと?」
「つまり・・・はぁ、もう何が何やらなんだけどな・・・オーレアはハリィを後継ぎにしたんだ。
その条件として見かけをオーレアとして残すことだな。
それでシラト医師を・・・自分とハリィのためにねぇ。」
「それはちょっと違う。オーレアは自分のためだ。
ハリィはいつもの好奇心が80%、どきどきが20%くらいだったと思う。」
「まぁ・・・でも承諾したんでしょ。」
「ああ、それはな。で・・・俺も・・・。」
「うそぉ!スウェルも何か変わったの?」
「俺は・・・これから君と魔物たちの権利を勝ち取ってやらねばならないし、まだ悪いやつらも残っているのでな・・・ちょっと強化したというか。」
スウェルは左手の中指と親指をこすってパチンと言わせた。